初日を見送った祭見学、2日目の昨晩は行ってきましたよ。
翌日 (今日) も朝から仕事だってんで、あんまり長居はしませんでしたがね。
例年の如く開始予定時間ピッタリに始まるワケもなく、遅れて着いたワシ等も随分と待たされたなぁ。
まぁここら辺から既にラパヌイ節ってヤツ。焦っとってもノンビリを強要されるよーな島っすから。
30分くらい経った頃、ステージの脇に設置されたスクリーンで映画の上映が始まる。
“マトゥア・プアア” つー薬草について複数人が語るドキュメント。
根っこが様々な効用のある薬になるそーで、昔っから重宝されとるらしいシダの話。
オキナワウラボシに似とるが、同一かはワシにゃあ判らん。
本によって “Polypodium scolopendria” とか “Polypodium alternifolium” とか、学名表記が違うんすよ。
(但し後者はネットで検索しても出てこない)
「ラパヌイ文化の一端を紹介しますよ」 ってのが狙いだったんでしょーが、祭のステージでの上映としちゃあかなり地味だったな。
…にしてもイキナリ始めやがった。
モアイさんやら景色やらの映像をループさせとったスクリーンだから、下手すりゃ気付かんかったぞ。
ココで仕切り直し。進行役が現れて、ラパヌイ女王候補対抗の喉自慢スタート。
先ずはマハキ・パコミオ・テパノさん。ギターの伴奏でラパヌイ語の唄を独唱。
緊張でガチガチだったみたい。ギクシャクながらもとりあえず振り付けもアリ。
対するプア・トゥキ・アタンさん。コッチはアコーディオンを引き連れて。
マハキさんを大きく上回る緊張具合。歌詞を忘れちまったんだね、音程が合っとらんぞ…
ウム、ワシも壇上での独演は大の苦手。気持ちは痛い程解るけどさ…
この後も女王候補の演目が続く段取り。
酣なんですが、いい時間にもなってきちまったんで引き上げる事に。
帰る前に、祭にゃあ決まって売られる肉の串焼き、アンティクーチョは喰っとかんと。
今年の相場は3,000チリペソ (約6米ドル) 。昔の値を知っとるから、どーしても高ぇと感じちまうよなぁ…
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オマケ。
今年のステージライトは今までに増してサイケデリックな気がしますわ。
なんかもーちょっと暗いほうが落ち着いて好いんじゃない?つーくらいの青だったり、
かと思えばビビッドな色を多用してみたり。
ワシの思うラパヌイってのは、もっと落ち着いたトーンなんだけどなぁ。
「ぶっ飛ぼーぜ!」 なんてコンセプトだったりして。いっその事併せてタイマーズとか流してくれんかな?
今年はコンパニオンガールみたいな事をやっとるおねーさんまで居りますよ。
女王候補のお2人が幼顔だからだろーかね、コッチのほうに目が行っちまう。